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笹幸恵
2018.2.14 04:47

中継やめるな、NHK!

お昼前、テレビをつけたらNHKで国会中継をやっていて、

枝野議員が質問に立ち憲法改正の議論をしていた。

安倍首相から、「現憲法下でも自衛隊は合憲である」

「国民投票で否決されても自衛隊は合憲である

ことに変わりはない」という答弁を引き出した上で、

「国民投票には850億円もの税金がかかる。

否決されても自衛隊が合憲であるというなら、

その税金を投入することに価値はあるのか、意味はあるのか」

と、至極まっとうな追及をしていた。

背後に映っていた石破議員の口が「そうだ!」と動いていたのを

私は見逃しませんでしたぜ。

 

その後、議論は首相の解散権に移った。

えだのんは王制における王室と議会との緊張関係と、

現在の議会制民主主義との違いについて熱弁。

そこから首相の解散権の乱用について

突っ込んでいく・・・はずだ、と食い入るように見ていたのだけど、

熱弁の途中で画面が引きに入り、「中継を終わります」だって!

 

おおーい、NHK! 中継やめるな!!

 

なんなんだ。

NHKくらい、最後まで中継してくれ。

毎度のことだけど腹立たしい。

 

で、腹立ちまぎれにチャンネル変えたら、

オリンピックの中継で男子スノボのハーフパイプをやっていた。

最終滑走を終え・・・平野歩夢選手、銀メダル。

やっぱりショーン・ホワイトの最後の滑走はすばらしかったもんな。

20代の頃、スノボにハマっていたのでつい見てしまった。

 

気づけばNHKへの腹立ちはどこへやら。

 

ああ、これって堕落!?

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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